十大凶方位と凶方現象

凶方位とは、何かを起こすとき(例えば、引越し・移転・旅行・外出・買い物)に用いると、必ず悪い結果を招く方位のことを言います。
なので、なるべくその方位は使わないようにし、その方向には行かないようにするのが無難です。
凶方位は、全ての人に悪い方位と、それぞれの九星や年齢によってその人だけが悪い方位とがあります。
両方をあわせて十大凶方と呼びます。
十大凶方には次のものがあります。

全ての人に共通する凶方位
五黄殺
暗剣殺
歳破
月破
水火殺

各個人の凶方位
本命殺(生年)
本命殺(生月)
的殺(生年)
的殺(生月)
小児殺

以上を十大凶方と呼びます。
最近では気学と称して「三大凶方」とか「六大凶方」等という言い方を勝手に発表しているケースがあります。
気学では、五黄殺と暗剣殺は教唆洋画特に強烈なので、以前より二大凶方と呼ぶことはあります。
しかし、二大凶方以外の呼び方をするなら十大凶方と呼ばなければなりません。
十大凶方のほかに、それぞれの本命(生年精気)、月命(生月精気)に対する相克の九星が運行する方位も凶方位となります。
凶方位を用いた場合に現れる凶作用は、それぞれ使用した方位によって違ってきます。
凶方位が怖いのは、方災がすぐ現れるとは限らないことです。
増改築などで古い家屋をいじった場合には、災難は早く現れます。
そのため原因もわかりやすく、対策も立てやすくなります。しかし、移転で凶方位を用いた場合にはすぐに方災が現れない場合があります。
なので、その作用が現れたときには、原因がわからず悩み続けるというようなことを引き起こしてしまいます。
気学では原則的に、四年目・七年目・十年目・十三年目にその作用が現れます。
上に挙げた凶方位で起こる現象について、思い当たる事が無いか調べてみてください。